【体験記】バンコク〜シェムリアップへ陸路で国境越えしてみた

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カンボジアのタイ側にある街シェムリアップは、アンコールワットがあり、とても人気な街です。

 

タイとカンボジアは以外と距離が近く、300km弱程度で着いてしまいます。

よって、2泊3日などで、タイからカンボジアへ行く人も多いようです。

 

この記事では、タイ・バンコクから果敢に陸路でカンボジア・シェムリアップを目指す方に向けて、気をつけることなどを紹介しています。

 

先にはっきり言っておきますが、この国境は精神的に疲れます。(笑)
なにかとカネをボッてこようとしてくる人たちで溢れています。

 

2013年夏、2016年夏に、僕が実際にこの国境を陸路で越えました経験をもとに書いています。

この記事が、これからこの国境を越えようとしている方に役立つことを願ってやみません。

 

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元凶は、ツアーチケット

ある日の夜、僕はバンコク・カオサンロードのゲストハウスで、チェックインをしていました。

 

スタッフは、ふと僕に「明日どこ行くの?」と尋ねます。

僕は、「カンボジアに陸路で行こうと思っている。国境バスがあると聞いたよ」と話しました。

僕は、1度この国境を越えたことがあったので、北バスターミナルから出ている国境バスに乗ろうと思っていたのです。

 

すると、スタッフはこう言いました。

「バスターミナルはここから1時間かかるから遠いな。俺の友達が、旅行会社しているから、そこを使いなよ。明日、予約できるか電話していいか?」と。

僕は、まあ聞くだけならいいだろう、と思い、スタッフに電話するようにお願いしました。

 

その後、一度部屋に荷物を置いて、フロントに戻りました。

すると、スタッフは僕を呼び止めて、「明日8時にここにピックアップしに来る。値段はB500(=1500円弱)だ」というのです。

僕は、前回面倒な思いをしたので、「ここは信用できるのか? 本当に大丈夫か?」と聞きました。

すると、彼は「もちろんだ。友達だから問題ない」と笑顔で言うのです。

 

ここで僕は、「まあ宿でピックアップしてくれるし、B500はそこまで高くない(おそらく相場はその辺り)だし、いいかなあ」と思い、なんと予約したのです!!

そして、代金B500を彼に払いました。

 

翌朝、7時前に起き、荷物をまとめて約束の時間を待ちます。

カオサンロードの近くに、現地民しかいない屋台があって、朝ごはんをそこで食べました。

ご飯と野菜、肉の炒め物で40Bでした。これは美味しかった。(笑)

 

着く先は、ぼったくりオフィス

ぼったくりオフィス

Maps.Meの地図には、「Fraud tourist visa RIP OFF Office」と書いてある

8時過ぎに、ピックアップのバンが来て、いざ国境に向かいます。

タイ側の国境の街アランヤプラテートまでは、約4時間です。

 

途中、給油のためガソリンスタンドに1回寄ります。

余談ですが、タイでは「もし爆発するといけないから、給油中に車に人がいると罰金」という法律があるようです。

給油の際は、おとなしくお手洗いや、セブンイレブンに行って時間を潰しましょう。

 

そして、ひたすら道を進んで、やっと国境です。

と、言いたいところですが、僕たちが着いたのは、道沿いにある1つのレストランです。

僕は、嫌な予感がしました。

 

そう、ここは前回も立ち寄った場所だったからです!

 

そして、バンのドライバーは言います。

「ここから別のバンに乗り換えるから、待ってくれ」と。

そして、レストランみたいなところで、しばらく待ちます。

パスポートもこの時に預けました。

 
すると、しばらくしてドライバーが再度現れて、「バンに順番に乗ってもらう。

呼ばれたら、付いてきてくれ」と言います。
一緒にバンコクからバンに乗ってきたアメリカ人やフランス人が、先に連れて行かれます。

そして、僕が呼ばれました。「やっと国境に行ける」と安堵した僕は、その後この国境の面倒さを味わうこととなります。

 

 

ドライバーに連れて行かれたのは、国境ではありませんでした。

先ほどのレストランの裏手にある部屋だったのです。

 

そう、こここそが悪名高い「ぼったくりオフィス」です。

 

部屋は、薄暗く、おじさんがテーブルに座っています。

おじさんは、「お前はカンボジアへのビザがないな。アライバルビザを取りなさい」と言います。

さらに、「値段はB600だ」と言います。

 

ここで確認しておくと、日本人はカンボジア入国の際にビザが必要です。

カンボジアのビザは、通常$30です。

ざっくりいえば、3000円くらいです。

一方、要求された額は、B600=4800円。

明らかに、高いじゃないですか。

 

僕は、反論します。

「ビザは$30と聞いたが、高すぎないか。お前は、本当に政府の役人か。」

 

おじさんは、何を当たり前なという顔で、「私は、役人だ。払わなくては、バスは乗せない」と言います。

緊張した空気が張り詰める中、結局僕は仕方がなくB600を払いました…

ほぼ2日分の生活費に匹敵するお金です。(苦笑い)

 

 

2回ツアーを使い、2回とも同じところに連れて来られたので、おそらくほとんどのツアーはここに連れて来られるのではないかと思います。

この国境では、ドライバー、役人などがみな結託して旅行者からぼったくろうとしてきます。(笑)

 

なお、ビザ代はぼられましたが、無事アライバルビザは取れました。

そして、国境までバンで行くと言ってたのに、結局歩いて行きました。(笑)
また、ここでシール(ガムテープ)みたいなものをもらいます。

これは服の見える位置に貼ってください。

カンボジアでのバスの乗車に必要になります。

 

また余談ですが、カンボジアのビザ申請時には、写真が2枚必要です。

もし写真がないと、なぜか罰金を払うとOKです。

いい加減な感じもしますが、これがカンボジアです。(笑)

国境のバスターミナルは忍耐力が育まれる

タイ出国

なんだかんだ国境にたどり着き、タイから出国手続きをします。

市場の端に、このような看板があって、通路をまっすぐ進むと、出国審査の建物があります。

 
タイイミグレーション

外国人は、階段を上がって2階で手続きをします。

入国した際に書いた出国カードが必要になるので、あるかどうか確認しておきましょう。

出国が終わると、いよいよカンボジアに入国です。看板に従って、歩いて行きます。

 
タイ・カンボジア国境

すると、このようなゲートがあります。

 

手前がタイ、向こう側がカンボジアです。

陸路の醍醐味は、このように自分の足で国境を越えられることですね!

 

そして、このゲートの向かって左側には、(本物の)アライバルビザ申請所があります。

アライバルビザはここで取るのが最安です。(本物なので)

 

なお、歩いていると無数のカンボジア人に話しかけれますが、全部無視しましょう。
カンボジア入国

そして、左側を歩いて行くと、カンボジアの入国審査があります。

入国審査カードとパスポートを出してください。

ここで、顔写真と指の指紋が取られます。

なお、1度カンボジアに入国していれば、親指1本だけ取ればよいようです。

 

そして、無事入国です!!

入国した先に、小さな売店があり、そこからバスセンターまでシャトルバスが出ています。

ちなみに、これは無料です。

 

ただ、このバスセンターはどうやら民間のバス会社が作ったもので、ここもぼったくりが溢れています。

まず両替所で換金するよう言われますが、ここはレートが悪いので両替しないほうがいいです。

 

先ほどシールをもらったので、いざバスに乗ってシェムリアップに行くかと思えば、ここで待ってるように言われます。

そうです、バスは基本的に人数が集まるまで出発しません。

 

3年前はこのバスセンターで2時間弱待たされました。

ここは、忍耐力の勝負です。早くバスに乗せろと、文句を言いつつ、待つしかありません。

さらには、「早く行きたいなら、金を払ってタクシー乗りな」と言われます。

全部、ドライバーの懐に行くのでしょう。(笑)

なぜか街の中心まで行かないバス

シェムリアップ
バスに無事に乗れれば、一安心です。

 

シェムリアップまでに1回売店に立ち寄ります。

ちなみに、この売店のオーナーとドライバーはおそらく金銭的なつながりがあります。(笑)

「トイレ使っていいよー」と言いながら、使うと商品を1つ買えと言われます。

ちなみに、ペットボトルのドリンクは、R2000($0.5)が相場です。

$1とか平気でふっかけてくるので、交渉しましょう。

 

バスに乗ること、3時間弱でシェムリアップに着きます。

しかし、なぜかバスはシェムリアップの中心部に着くわけではありません。

町外れにあるバスセンター(と言っても、ただの空き地)に着きます。

そして、なぜかトゥクトゥクが集結して、バスから降りてくる旅行者を待ち構えています。

 

ここは乗るしかないので、うまく交渉しましょう。

バスに乗ってた人と相乗りして、4人乗りのトゥクトゥクにできるだけ乗るとお得です。

僕の経験だと、シェムリアップでは1.5〜2kmで$1が相場だと思います。

街までは、そこまで遠くないのですが、やはり少し高くつきます。

おそらく全員で$3〜4ぐらいでしょう。

最初、全員で$12(1人$3)とか言われるので、交渉してくださいね。

 

宿を取っていない場合は、「ナイトマーケット」で降ろしてもらいましょう

その周辺は、ゲストハウスが多くあるので、適当に入って聞いてみれば宿は確保できると思います。

 

ドライバーは、おそらく俺がオススメの宿に連れて行くと言います。

そこに行ってもいいですが、そのようなところはドライバーにキックバックが入るので、連れて行くことも多いです。

コスパが悪い可能性もあるので、自分で探すのも手だと思います。

陸路で国境を越える時のまとめ

2回の国境越えで学んだノウハウはこちらです。

  • ツアーチケットを使ってのアライバルビザ確保は困難
  • ツアーチケットで行く場合は、事前に大使館などで取得orオンラインビザを申請
  • とにかくぼられるので、相場を知っておく。交渉はマスト
  • 国境付近の人は信用しない

 

ビザについては、日本や周辺国にある大使館などで2日程度で取ることができます。

また、ここ数年カンボジアではオンラインビザが取れるようになりました。

インターネットで申請して、クレジットカードなどで支払いをして、あとは印刷して持って行くだけです。

申請は、カンボジア大使館のHPからできます。カンボジア大使館HP

事前にビザを持っていれば、面倒なことが避けられるので、僕はオススメです

 

 

いかがでしたか?

 

アランヤプラテート・ポイペト国境越えがいかに面倒かご理解いただけたでしょうか。

ここまで読んで、「わたしには無理」「面倒すぎる」と思った方は、飛行機で行ってしまうのもありです。

1時間ほどで着きますし、エアーアジアなどを使えばかなり安く行けます。

詳しくは、タイ・バンコクからカンボジアへの行き方紹介をご覧下さい。

タイからカンボジアへ。空路&陸路での行き方

 

これを読んだ方が、無事に国境を越えられることを願っています。

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この記事を書いた人

Yoshi
Yoshi
バックパッカー&アマチュアカメラマン。
東南アジアを中心にこれまで7カ国旅をしました。
綺麗な景色、美味しい物、そして人との交流が好きです。
実際に行ったからこそ分かる生の情報を発信していきます!

2件のフィードバック

  1. 2016年11月28日

    […] タイからカンボジアへ。悪名高い国境越え体験記 (新しいタブで開きます) […]

  2. 2017年1月25日

    […] これで安心!バンコクからシェムリアップへ陸路で国境越えする攻略法 […]

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