普段、あなたはどのような電化製品を使っていますか?
スマートフォン、カメラ、ヘアドライヤーなど様々な電化製品があります。
海外旅行にもそれらの電化製品を持って行くつもりの人も多いはず。
しかし、日本の電化製品は、基本的にそのまま海外で使えません。
最悪の場合、ショートして火事を起こしてしまう危険性も。
- 海外旅行に電化製品を持っていきたい
- 海外コンセントを使う方法を知りたい
- 海外におすすめの変換プラグを知りたい
こういった疑問をお持ちの方に、海外コンセントについて詳しくご紹介していきます。
日本とはタイプ(形状)と電圧が違う
日本と海外のコンセントは何が違うのでしょうか。
大きく分けると、以下の2点が大きく異なります。
- コンセントの形状(タイプ)
- コンセントに届いている電圧
コンセントの形や流れる電圧は、それぞれの国の事情で決まっています。
例えば、アメリカでは120Vの電圧に対して、ヨーロッパでは230V程度の電圧です。
日本で100Vの電流が流れているのはご存知だと思いますが、世界でもかなり特殊だと言えます。
また、同じようにコンセントの形状も国ごとに違いがあります。
海外コンセントのタイプ
主要コンセントの種類は6タイプ
筆者作成
現在、世界のコンセントの形状は大きく6タイプに分類することができます。
- A型…アメリカ、カナダ、フィリピン、台湾など
- BF型…イギリス、タイ、シンガポール、中国など
- SE型…ドイツ、フランス、スペイン、フィンランドなど
- C型…イタリア、インドネシア、タイなど
- B3型…インド、ネパールなど
- O型…オーストラリア、ニュージーランドなど
タイなどの国では、1つの国の中にもいくつかのタイプのコンセント形状が混在しています。
また、それぞれの型には亜種(枝分かれした形)があり、種類は厳密にいえばもっと多くあります。
A型は、日本と同じ形状なのでプラグを刺すことができます。
しかし、他の形状では当然形が合わないので、プラグは刺せません。
コンセント変換プラグは必須
プラグの形状が違うコンセントを使うためには、コンセント変換プラグを持って行く必要があります。
ただ、いろいろな形状があって、国ごとに形の合うコンセントを持って行くのは面倒ですよね。
そんな方におすすめなのが、マルチコンセント変換プラグです。
この変換プラグは、1台で全世界の主要なコンセントの形状に合わせられます。
例えば、こちらのサンワサプライの海外電源変換アダプタでは、亜種も含めた9種類のコンセント形状に1台で対応しています。
どの国を旅行するにしても、この1台さえあれば、もうコンセントに困ることはありませんね。
海外対応延長コードがあると便利
あなたがもし海外でゲストハウスや、比較的安いホテルを宿泊する場合、以下のシチュエーションに遭遇する場合があるかもしれません。
- ドミトリー(相部屋)でコンセント口が取り合いになっている
- スマホ、カメラなど充電するものが多く、コンセント口が足らない
- 枕元にコンセントがなく不便
実際、私も東南アジアではゲストハウスによく宿泊していました。
ただ、ゲストハウスによっては、コンセントがベッドごとに1口しかなく、充電に困ったケースがありました。
そのような方には、海外対応の延長コードがオススメです。
私はこの海外対応延長コードをいつも持ち歩いています。
このヤザワコーポレーションの海外用マルチ変換タップは、2口コンセント穴があるほか、USB充電が2台までできます。
合計4つのデバイスを充電できるので、これ1台があればもうコンセントの口数に悩むことはなさそうです。
また、コンセント自体が変換プラグになっているので、基本的に別途で変換プラグを買う必要もありません。
海外コンセントの電圧
日本と海外の電圧は異なる
冒頭で述べたように、日本と海外では電圧が違います。
例えば、日本の100V電圧の電化製品をそのまま海外で使った場合、煙が上がったり、最悪の場合ショートして火事になる危険があります。
よって、日本で買った電化製品を海外で使う場合は変圧器が必要となります。
海外対応の電化製品が多い。変圧器は基本必要なし
ただし、今のほとんどの電化製品は、海外電圧に対応しています。
そういった電化製品を使う際は、変圧器を別途用意する必要はありません。
例えば、iPhoneを充電する四角いアダプター。
裏を見てみると、こういった表記が見つかるはずです。
Input: 100−240V- 50/60Hz 0.15A
どの電化製品でも、100V−240Vといった表記があれば、海外でも変圧器なしに使うことができます。
海外対応の電化製品を買っておこう
もし今後、あなたが海外旅行に行くなら、最初から海外対応した電化製品を買っておくとよいでしょう。
こういった「海外対応」の表記の入ったものを選べば、変圧器を持っていかなくてよいため安心です。
まとめ
この記事では、海外コンセントを使う方法と変換プラグについて紹介しました。
日本と海外のコンセント形状、電圧は異なることがあります。
事前にしっかりと調べておいて、変換プラグなどを用意しておくと安心です。
しっかりと準備して、あとで困らないようにしておきたいですね。
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