こんにちは!
Backpackers WireのYoshi(@yoshi_bpwire)です。
タイに旅行をする際に、バンコクへまず行かれる方は多いと思います。
バンコク市内も観光して「次、どこへ行こう〜」と考えたとき、オススメなのがアユタヤです。
アユタヤは、バンコクから近い世界遺産の街として人気なんですよね。
そこで、今回は
「バンコクからアユタヤにどうやって行くの?」
「アユタヤに行く際の注意点は?」
アユタヤとは?
タイの古都
アユタヤは、タイにある街です。
首都バンコクから北に80kmのところに所在しており、車でおよそ1時間半ぐらいの距離にあります。
アユタヤは、周囲を3本の川(オールド・リップリー川、パーサック川、チャオプラヤー川)に囲まれた中洲の島です。
アユタヤは、かつてアユタヤ朝という王国の首都でした。
1350年から417年にわたり、35代の王様がこの地域を治めました。
周囲を川に囲まれていることは、外敵に対して「天然バリア」の役割を果たしていました。
一方で、川は貿易を後押しし、アユタヤの町は繁栄していったのです。
17世紀には、ペルシアやヨーロッパ諸国と外交を結んだ国際都市であったそうです。
世界遺産のアユタヤ遺跡
アユタヤは、隣国のビルマ(現在のミャンマー)と頻繁に戦いがあり、
1767年には陥落しました。
ビルマ軍によって、建造物の多くは徹底的に破壊されました。
現在、アユタヤ遺跡はその破壊の跡がそのまま残っています。
アユタヤ遺跡は、ユネスコ世界文化遺産に登録されています。
遺跡は街に点在していますが、ほとんどが島の中にあります。
街を観光して回ると、このアユタヤの歴史を体全体で感じることができます。
アユタヤの歩き方
アユタヤ遺跡めぐり
ワット・ラーチャブーラナ
ワット・ラーチャブーラナ(Wat Ratchaburana)は、かつてのアユタヤ朝の王様のお墓に建てた寺院です。
ちなみに、「ワット」とはタイ語で「お寺」を意味します。
遺跡の入口は2つあります。
1つは外国人観光客用、もう1つは現地の人用です。
外国人観光客は、入場料として50Bほどかかります。
この寺院は、8代王のボロムラーチャー2世が王位継承の争いで亡くなった2人の兄の弔いとして建てた寺院のようです。
規模もかなり大きく、見応えのある遺跡です。
敷地内では、大小さまざまな仏塔が建てられ、仏像が置いてあります。
寺院の中には、こんな看板も。
日本語でこれだけ丁寧に説明があると、やってしまう人多いんですかね。。。
一応仏教徒の方には大切な寺院なので、ご注意を。
ワット・ローカヤースッター
ワット・ローカヤースッター(Wat Lokayasutha)は、草原が広がるアユタヤ郊外に突然現れます。
横に寝ている全長28mの巨大な仏像です。
あまり造形に疎い私は「バカでかいなあ〜」ぐらいの感想しかありませんでしたが。笑
ちなみに、こちらは1956年にタイ政府により復元されたものだ、ということです。
ワット・プラ・マハータート
ワット・プラ・マハータート(Wat Phra Mahathat)は、アユタヤ朝の重要な寺院の一つです。
かつて高さ44mの仏塔があったそうですが、ビルマ軍に破壊され、ほとんど崩れてしまっています。
この遺跡で一番有名なのが、木の根に取り込まれてしまった仏像。
遺跡の隅の方にあります。
アユタヤの観光ガイドには、必ず載っている超有名スポットです。
一緒に記念撮影ができますが、その際は注意点があります。
仏像の顔より高い位置で写ってはいけません!
なので、しゃがんで撮影をしましょう。
ゾウさんに乗ろう!
アユタヤで有名なアクティビティに、象乗りがあります。
アユタヤ内には、観光客が象に乗ってアユタヤの街を散歩できるエレファントキャンプがあります。
ゾウはけっこう背が高く、背中の椅子に座ると目線が違います。
アユタヤの街を新しい目線で見えますね!
ただし、料金も観光客向けです。苦笑
15分のお散歩コースで、400B(≒1200円)ほどかかります。
また象使いに「写真を撮って」とお願いすると、高確率で「チップ!」と言われます 。
まあ数十バーツほど渡しておけば大丈夫です。
ナイトマーケットで晩ごはん
日が沈むと、アユタヤは静かな田舎町です。
のんびりとした空気が流れています。
お腹を空いた僕たちは、ゲストハウスのおばちゃんの言葉を聞いて、いざナイトマーケットへ。
自転車で10分ほど走ると、田舎のマーケットが開かれています。
ほぼローカルの人たちしかいないナイトマーケット。
タイ風焼きそばのパッタイ、フライドチキン、フライドライスなど様々なご飯が売られています。
僕たちは、その中で若い男の子がやっているお店で、フライドライスを買いました。
東南アジアは、チャーハンが美味しいんですよね。
暑い夜には、瓶のコカコーラをつけて。
「最高の夜だな・・・」僕はそっと呟いたのでした。
アユタヤを観光するポイント
観光する際の服装
アユタヤは、タイの中央部にあり、季節を問わず結構暑いです。
日差しも強いので、涼しい格好をしておくことをオススメします。
帽子やサングラスがあるといいですね。
また、ボトルの水も多めに持っておきましょう。
タイはボトルの水が安いので、40〜50円で買えます。
脱水症状には気をつけてくださいね。
レンタルチャリorトゥクトゥク(タクシー)が便利
アユタヤは、あまり交通機関が発展していません。
また、アユタヤの街はかなり平坦で、移動が楽なんです。
基本的に、街の中の移動はトゥクトゥクか、レンタルチャリをするのは便利です。
僕は、自分が宿泊していたゲストハウスで自転車をレンタルしました。
1日借りても、B200(=600円)くらいだったと思います。
自転車があれば、自分の好きなタイミングで、どこへでも行くことができます。
バックパッカーや個人旅行をしている人にはオススメです。
日帰り?1泊する?
アユタヤは、そこまで巨大な街ではありません。
しかし、遺跡が点在しているので、それぞれしっかりと見たいとなると時間が結構かかります。
時間があれば、アユタヤで一泊をするのがオススメです。
夜は、遺跡がライトアップされて、昼とは違う雰囲気が味わえます。
アユタヤのホテル・ゲストハウス
アユタヤは、人気観光地なので、いくつかホテルやゲストハウスがあります。
ホテルは、パサック川沿いとバスターミナル周辺に多くあります。
一方、ゲストハウスは島の内側に固まっています。
▼アユタヤでホテルを探すなら、以下の予約サイトが便利です。
旅行前に必読!海外ホテルの予約方法・おすすめ予約サイトまとめ
僕は、アユタヤでトト・ハウス(Toto House)というゲストハウスに宿泊しました。
とても綺麗で快適なゲストハウスだったのですが、今はあるか確認できてません・・・。
どうなったのか知っている方が見えたら、教えてください。
バンコクからアユタヤへの行き方
日帰りツアーを使う
バンコク発着のアユタヤ日帰りツアーは、人気あるツアーです。
バンコク市内の旅行代理店に行けば、見つけられるはずです。
また、日本の旅行代理店からもオプショナル・ツアーという形で参加ができます。
ただし、旅行代金は割と高めです。
またツアーなので、ゆっくりと遺跡を回ることができません。
旅程を考えるのが面倒な人などはいいかもですね。
タクシーで行く
タイは、タクシーの運賃が安いです。
バンコク市内で、タクシーを拾ってアユタヤに行ってもそこまで高くは付きません。
1日アユタヤ市内を回ってもらい、バンコクまで往復しても、2000B(≒6000円)ほどです。
時間がない人、とにかく移動が面倒な人などはいいかもしれません。
鉄道で行く
一番お金をかけずに、アユタヤに行く方法が鉄道で行く方法です。
まずはバンコク中央駅(ファランポーン駅)を目指しましょう。
タイの鉄道には、いくつかの等車があります。
超どローカルの3等車だと、エアコンもなし、座席も硬いボックス席です。
しかし、お値段は片道15B(≒45円)と激安です。
▼タイ国鉄の時刻表、運賃などはこちらを参照ください
タイ国鉄時刻表(英語)
※Nothern Line(北線)、Nothern Eastern Line(北西線)のどちらもアユタヤ(Ayuthaya)は止まります
窓口で「アユタヤ!」と言って、切符をもらいましょう。
3等車は当日販売のみです。
ちょっと早めに駅に行って、切符を買っておきましょう。
いざ電車に乗ると、1時間半の電車旅がスタートです。
その光景は、まさに「世界の車窓から」さながらです。
少しバンコクを離れれば、草原が果てまで広がっています。
こういう電車旅って風情がありますよね。
まとめ
古都アユタヤは、タイ旅行をするならばぜひ行って欲しい場所です。
歴史、遺跡、ゆったりとした街の空気が、あなたの旅をより思い出深くしてくれるに違いありません。
ぜひバンコクに行かれる際は、立ち寄ってみてください。
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